お菓子やケーキを作る時に、バターを泡立て器で練るという工程がありますよね。
何でもないようなことですが、このバターを練るときにストレスを受けることがあります。
あなたも経験者ではないでしょうか。
それはバターが泡立て器の中に入りこんでしまうという事態が起こることです。
バターをクリーム状にしたいわけですが、泡立て器で練っても練っても、バターが泡立て器の中に入ってしまって、それを出すのも一苦労。
なによりめんどくさい!っていう気持ちが強くなってきます。
それゆえにお菓子作りなんて面倒なものって思ってしまう人もいますよね。
こんなとき、どうしたらいいのでしょう?
解決策はあります!
さっそく見ていきましょう。
とにかく根気よく混ぜる
バターを泡立て器で混ぜていると、泡立て器の中にバターが入ってきて詰まってしまうことがあります。
解決策として、まず挙げられるのは、根気よく混ぜ続けるということです。
ボウルの中にはまだバターも残っているでしょうし、そのバターも合わせてながら混ぜ続けると中のバターもとれてくるのです。
この根気がなくて、放棄してしまう人が多いんですよね。
放棄したくなる気持ちもよくわかります。
そしてフォークや箸などを使って泡立て器の中からバターを取り出そうとするわけですが、
もちろんそれでもいいのですが、混ぜ続けてみると出てくるので、試してみてくださいね。
早くしたいから、フォークなどで取り出すというのも良いでしょうし、ボウルの淵でトントンと泡立て器でたたきながら出しても良いでしょう。
まずはヘラで練ってから泡立て器を使う
でも、根気よく練り続けるってけっこう大変ですよね。
そこで、バターを先にゴムベラや木のヘラで練って少し柔らかくしてから、泡立て器で練っているという人もけっこういるんですよ。
道具を上手に利用しようということですね。
ただ、全部の工程をヘラでやってしまうと、バターの中に空気が入りにくくなり、逆に空気を押し出してしまうので、バターの中に空気を入れたい時には不向きです。
真ん中に穴が開いている木のヘラを使ってるという人もいます。
そういう方法もよいですね。
また、使う泡立て器は、筋が多いものや、頭が小さいものはバターを練るのに向いていません。
筋が多いと中に入ったバターも出てきにくくなりますね。
泡立て器も選んで使うということも一つのポイントになりますね。
あらかじめバターを柔らかくしておく
多くのレシピを見ると、バターは室温で戻しておくと書いてありますよね。
これはバターを柔らかくして作業しやすくするためなのです。
泡立て器を使ってバターを練るときにもやはりバターは室温で柔らかくしておくと、ずっとやりやすくなりますよ。
暑い季節なら、室温で30分もおいておけば、柔らかくなってきますが、冬の寒い時期だと2~3時間かかってしまうこともあります。
うっかり出し忘れてたってこともよくありますから、そういうときにバターを柔らかくする方法をお伝えしましょう。
まずは、レンジでチン!
ただし、レンジで温めるときには、量にもよりますが、5秒くらいにしましょう。
1㎝くらいの厚さに切ったバターをレンジで温めると時短になります。
そして気を付けたいのは「溶けたバターは元に戻らない」ということです。
完全に溶けてしまったバターは溶かしたバターを使う料理に使わなければなりません。
バターをマヨネーズくらいの柔らかさにするというのは、溶かしてしまってからではできないんですよね。
なので温めすぎに注意しないといけないんです。
少しずつ様子をみながら5秒ずつ足していくくらいがちょうどよいでしょう。
バターを柔らかくする二番目の方法としては、ステンレスのボウルにいれたバターを火のそばで練るという方法です。
ステンレスだと熱が伝わりやすいので、ステンレスのボウルを使うのが良いでしょう。
ただしこのときも、決して直火にかけてはいけません。
溶けてしまいます。
あくまでも火のそばでということです。
そして三つ目の方法です。
バターをラップで包み、エプロンのポケットに入れてしまいます。
体温で温まってほどよく柔らかくなります。
砂糖も一緒に混ぜてしまう
バターを練りやすくするために、砂糖も入れるレシピであれば、砂糖も一緒に混ぜて練ってみましょう。
砂糖を入れることでバターが柔らかくなりやすく、練りやすくなるからです。
多くのお菓子は砂糖を入れますから、分量の砂糖とバターを先にヘラで混ぜてから泡立て器で練るという方法でもよさそうですね。
まとめ
お菓子作りは生地を作るのも、焼き加減などを見るのもデリケートな部分があって難しく感じてしまいます。
でもコツさえつかんでしまえば、おいしいクッキーやケーキを作って楽しみ、かつおいしく食べることができるんですよね。
バターを泡立て器で練るのも一苦労な工程ですが、ちょっとしたコツで楽になることもわかりました。
紹介した方法の中でもできそうなものから、ぜひ試してみてください。
おいしいお菓子作りを応援してます!
コメント