そろそろ夏本番ですね。
暑い時期は食欲も落ちてしまいます。
そんな時は冷たいそうめんが食べやすいですよね。
でもお弁当にそうめんは持っていけるのでしょうか?
麺同士がくっついて固まってしまわないか。
麺やつゆはどうやって持っていけば良いの?
おすすめの薬味は?
なによりも食中毒が心配!
でも大丈夫。
そうめんは夏のお弁当にぴったりです。
これからそうめんをお弁当にするポイントを解説いたします。
麺がくっついて食べにくい現象の対策
さて、そうめんは茹でたてでないと団子状にまとまってくっついてしまいますよね。
一見お弁当には不向きに感じますが、対策をすれば美味しく食べる事ができます。
これからいくつかポイントを説明します。
麺の茹で方
まず大事なのはゆで方です。
そうめんは袋に書いてある表示時間をしっかり守って茹でてください。
伸びの対策として固めに茹でた方が良いのではないか?と考える人もいると思いますが、固めに茹でてしまうと逆に水分をたくさん吸収しようとしてのびのびになってしまいます。
茹でた後はしっかり流水で洗い、ぬめりを取ります。
そして氷水でしめて、しっかり冷やす。
これが大事です。
これで麺のゆで方はばっちりです。
ちなみに、麺は当日に茹でた方がおいしく食べられます。
どうしても朝時間がなくて前日の夜に用意したい!という場合は、前日の夜に茹でても大丈夫です。
しかし、冷凍はやめましょう。
冷凍のまま持って行けば冷たくて良いと思うかもしれません。
しかし自然解凍だと麺が伸びてしまい、食感もぐちゃぐちゃとなってしまいます。
お弁当箱への詰め方
では次に、どのようにお弁当箱に詰めれば良いでしょうか。
いくつかやり方がありますが、一番良いのは小分けにしていれるやり方です。
まずそうめんはしっかり水分を切ります。
ザルで切る際、麺の上下をかえて切るなど工夫してください。
そして一口大になるように、フォークでくるくる巻きます。
その際ここでも水分をしっかり絞ります。
水分を絞る事で、麺の伸びと絡みを回避できます。
それをお弁当箱やタッパーなどに詰めればオーケーです。
そこにきゅうりの薄切りや大葉などを仕切りにすると、より取りやすく、見た目も華やかになりますよ^^
そうめんを冷たく食べる工夫として、前日にタッパーに少しお水を張り冷凍しておきます。
その上に茹でた麺を入れれば、お昼頃まで麺が冷たいまま美味しく食べる事ができます。
他の詰め方ですと、紙コップや透明のカップに一人前を入れて持っていくというやり方もあります。
これなら運動会や家族でピクニックなどでも、一人前ずつに分かれているので食べやすいですよね。
紙コップや透明のカップは100円ショップなどで買えます。
最近では麺や丼もの専用のお弁当箱もあります。
ステンレスで出来ているものは、麺を冷たいまま食べる事ができます。
さらにつゆを入れる容器まで付いているものもあり、とても便利ですね。
そうめんのつゆや薬味の持っていき方
つゆの持ち運び方
そうめんと言えば、つゆも必要ですね。
つゆは水筒に入れて持っていくと、冷たいまま食べることができます。
もしくは氷水を水筒に入れ、薄める前のつゆを350mlのペットボトルに入れて持っていくこともできます。
その際つゆは凍らせておくと、食べる頃には溶けて冷たいつゆになります。
さらに他のやり方ですと、薄めないタイプの麺つゆを製氷機で凍らせておき、朝その麺つゆ氷と冷たい麺つゆを水筒に入れて持っていくやり方。
薄めるタイプの麺つゆの場合はただの氷と一緒に水筒に入れて持っていきます。
しかしそれも全部面倒くさいと言う方は、薄めないタイプの麺つゆをそのままボトルごと持っていくという究極の方法もあります。
しかしこれはなかなか少数派だと思います。
薬味の持ち運び方
では次に薬味の持って行き方です。
薬味はそうめんの上にそのまま乗せても大丈夫です。
少し工夫するとすれば、そうめんの上にクッキングシートや抗菌シートを引いて、その上に薬味や具材を乗せましょう。
そうする事によって、麺に具材の水分がいってしまうのを防ぐ事ができます。
さらに麺の乾燥も防ぐ事ができるので、一石二鳥です。
または2段のお弁当箱を持っているならば1段目にそうめん、2段目に薬味や具材でも良いでしょう。
おすすめの薬味は大葉やみょうが、刻みのり。
茹でたオクラ、魚肉ソーセージ。
梅干しやかつおぶしなど。
少しボリュームがほしい方には、天ぷらや豚しゃぶもお勧めです。
また栄養の事も考えて、卵の千切りや野菜炒めも良いでしょう。
ハムをくるくる巻いてお花にしたり、茹でた人参を型抜きすれば、お子様も喜ぶでしょう。
食中毒予防のための持ち運び方
夏のお弁当は食中毒も心配ですよね。
食中毒で一番いけない事は、お弁当箱に水分を残すことです。
そうめんは特に茹でた後にしっかり水分を切らないと、お弁当箱に水が溜まってしまいます。
盛り付ける際は手で盛りつけないで、フォークやスプーン、箸を使いましょう。
また、水分の多い野菜を避けます。
ミニトマトはそうめんにも合いますが、ヘタは取って良く洗い、水分は拭き取りましょう。
ヘタを取ったほうが良い理由は、雑菌が繁殖しやすいためです。
詳しくはこちらに書きました↓
食中毒菌は30度から37度で急激に繁殖します。
お弁当には必ず保冷剤をつけ、保冷バックに入れると良いです。
そうめんの場合、薬味の工夫でも食中毒の予防ができます。
例えば大根おろし。
これはすりおろすと消毒効果があります。
入れる際水分は切りましょう。
梅干しやしょうが、みょうがは抗菌作用があります。
これは触れている所のみ作用するので、混ぜ込むのがお勧めです。
また、わさびにはアリルイソチオシアネートという強力な抗菌・殺菌作用をもたらす成分があります。
薬味の工夫で美味しく食中毒予防をしましょう。
まとめ
夏にぴったりのそうめん。
麺はお子様にも大人気です。
運動会や夏のピクニックなど、暑い時にはさっぱりしたものが食べたいですね。
麺がくっつかないように工夫し、麺つゆで冷たく、食中毒予防になる薬味を加えて美味しいお弁当を作りましょう。
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