おかずなど、作り置きをするときに便利なタッパー。
「家で何個も使ってるよ!」という人も多いと思います。
そしてそのままレンジでチン!
終わって出したら…「えっ!フタが曲がってる!?」…な~んて経験、ありませんか?
この場合、曲がってしまったタッパーのフタは、どうすれば元に戻るのでしょうか?
いやそもそも、元に戻して、また使うことはできるのでしょうか??
今回は、曲がってしまったタッパーのフタについて教えちゃいます!
目次
うっかり曲げてしまったタッパーのフタは元に戻る?
フタの曲がり方、歪み方がひどい場合、残念ながら元に戻らないこともあります。
ですが、あきらめるのはまだ早い!
やり方次第では元の状態に戻って、また使うことができる可能性もあるのです。
これからどうすれば良いのかを具体的に書いていくので、ダメ元で試してみましょう!
タッパーのフタが曲がった場合の直し方
では、曲がったタッパーのフタを元に戻すために、以下のものを用意しましょう。
・そのフタがついていたタッパー本体
・大きめの鍋かボウル(本体とフタ、自分の手が同時に入るくらいの大きさのもの)
・50℃くらいのお湯(鍋やボウルに張るので多めの方が良いです)
・輪ゴム数本
用意が出来たら手順通りに作業を進めていきましょう。
1.まず、鍋(ボウル)にお湯とタッパーのフタを入れて、フタを柔らかくします。
2.フタが柔らかくなったら、お湯の中にタッパー本体を入れます。
3.お湯の中でフタの形を整えながら、タッパー本体にフタをかぶせます。
この時、手にやけどをしないように、ゴム手袋をすると良いでしょう。
もし、本体にうまくフタをかぶせられず、フタの形が戻らなかったら、残念ながらもうそのフタは使えない、ということになります。
あきらめて、新しいものを買いましょう。
4.もしフタをすることができたら、タッパーを鍋(ボウル)から取り出し、フタをかぶせたままのタッパーに、輪ゴムを何本もかけて、フタの形をしっかりと固定します。
5.輪ゴムで固定したら、今度は鍋(ボウル)に冷水を張ります。
タッパーがしっかり浸かるくらいの水が張れたら、輪ゴムで固定したタッパーをその中に浸けて30分程度放置します。
6.フタが冷えて、元の硬さに戻ったら、輪ゴムを外します。
外してみて、フタがタッパーにきちんとついていたら、もう大丈夫!
また元のように使うことができますよ♪
要するに、レンジの熱で曲がったものを、再度熱で曲げ、元に戻す…という、原始的な方法です。
ただ、熱で戻せばいいからといって、曲がったものを再びレンジにかけるのは、危ないのでやめましょうね!
フタが変形したとき、タッパーの中の食べ物はどうなる?
「熱でフタが変形したなら、中の食べ物にも変化があるのでは?」と、考える人もいるでしょう。
フタが変形してしまうと、その成分が溶け出してしまったように思いがち。
実際、ごく微量の成分は溶けてしまっている可能性はあります。
しかし、タッパーなどの食器容器は、人体に有害な物質を含んでいてはならないということが、食品衛生法で定められています。
ですので、容器の成分がもし溶け出してしまっていても、中の食べ物は食べても大丈夫です。
ただ、熱によりフタが変形すると、変なにおいがすることもあるので、気になるようでしたら、食べない方が無難でしょう。
タッパーのフタが電子レンジOKかどうか、どうしたら分かる?
タッパーのフタの材料は、製品によっていろいろです。
また、タッパー本体とフタでは、材料が違うものもあります。
「このタッパーは電子レンジが使えるのかなあ…?」と、疑問に思った時は、タッパー本体の底面を見てください!
小さな文字ですが、電子レンジOKのものかどうかが書いてありますよ。
また、底面に書いていない場合は、そのタッパーを買った時の包装紙か、付属の説明書などに書いてあることもあります。
困ったときのために、付属の説明書などは捨てずに取っておきましょうね。
よく分からない場合、レンジは「陶器+ラップ」で!
「底に何も書いてないし、説明書もなくて、レンジOKかどうか分からないんだけど…」
そういう時は、もう割り切ってタッパーは使わない!
容器に熱が加わることによって、中の食品に害が及ぶことはありませんが、容器が変形したら、元に戻らないこともあります。
その点、陶器は耐熱なので、変形などの心配もありません。
ラップも耐熱温度が高く、電子レンジでも使えます。
その際は、できるだけ深めの食器を使い、ラップに食品がつかないようにするとベスト!
食べ物は、揚げ物など、ものによっては電子レンジで加熱すると、高温になるものがあるからです。
ラップとそういった食品が触れていると、ラップの耐熱温度を食べ物が超えて、ラップを溶かしてしまう可能性があります。
ですので、少し余裕をもってラップをかけるようにしましょう。
まとめ
食品の保存に便利なタッパーですが、使い方を間違えると面倒なことになります。
うっかりしてフタが曲がってしまったら、ご紹介した方法を試してみてください。
元に戻ったらラッキー!
でももし戻らなかったら、底面や注意書きを見ながら新しいものを選びましょう。
安心安全にタッパーや電子レンジを使って、気持ちよく、食事の準備をしましょうね♪
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