お風呂上がりに使うバスタオル。
乾いているときは何も感じないのに、身体を拭いているときに、
「あれ?何だか臭うな…。」と感じたことはありませんか?
同じように洗濯して干していても、臭いが気になるバスタオルってありますよね。
せっかくお風呂に入って全身をキレイにしたのに、
バスタオルから臭かったらなんだか嫌な気持ちになりますよね。
今回は、バスタオルから嫌な臭いがする原因と対処法を紹介したいと思います。
バスタオルが臭くなってしまう原因は?
バスタオルが臭う原因は、ずばり!
菌です!!!
乾いているバスタオルは臭わないのに、
身体を拭いているときに嫌な臭いがすることありませんか?
その嫌な臭いの原因は繊維に染み込んだ『雑菌』なんです。
雑菌の原因は、生乾き・汚れ残り・洗剤のすすぎ残し・長時間濡れた状態、などです。
洗濯しても人のタンパク質や皮脂・汗などが十分に洗いきれない事があります。
また、雑菌は通気性が悪く湿度の高い環境で繁殖します。
バスタオルには体を拭いたときに水分と皮脂がくっつくので、
雑菌にとって格好の住処になります。
湿った状態が長く続くと、嫌な臭いが出てきてしまうのです。
バスタオルについてしまった臭いを落とす方法は?
では、臭いがついてしまったバスタオルから臭いを取るにはどうしたらいいでしょうか?
ついてしまった臭いを落とす方法は3つあります。
1つ目は、洗剤+酸素系漂白剤+お湯で浸け置き洗いです!
バケツに約50〜60℃のお湯を用意し、洗濯用洗剤と酸素系漂白剤を入れ、
衣類を揉み洗いします。
そのまま、20〜30分ぐらい浸け置きし、その後、衣類をよくすすぎ、
通常の洗濯をします。
この方法を行えば、大体のニオイや汚れは落とすことができます。
ここでのポイントは、お湯の温度です!
温度が低すぎると雑菌が死滅しませんし、温度が高すぎると、衣服を傷めてしまいます。
また、つけ置き中にお湯の温度が下がってしまうと、効果が半減してしまうので、
蓋をするなど、お湯の温度を保つように工夫しましょう。
2つ目は、煮沸消毒です!
大き目の鍋に臭いがついたバスタオル・洗剤・酸素系漂白剤をいれグツグツ煮て下さい。
一度に何枚ものバスタオルを消毒することが難しく、ちょっと面倒ですが、
効果的なのでどうしても臭いが取れない場合に試してみて下さい。
3つ目は、洗濯槽をキレイに保つです!
洗濯機の中は、風通しが悪く高温多湿になりやすいことと、
汚れが溜まりやすいため、雑菌が繁殖するための条件が揃っています。
汚い洗濯機では、いくら洗濯をしてもバスタオルや衣類はキレイになりません。
だからといって、
洗濯機を分解して洗濯槽を取り出して洗うことは不可能なので、
普段から市販の洗濯槽クリーナーなどで洗濯槽を掃除するなどして、
キレイに保つように心がけましょう。
今後の対処法、臭いがつかないようにするには?
バスタオルや他の洗濯物から嫌な臭いを出させないために1番の方法は、
やはりこまめに洗濯をすることです。
しかし、普段から仕事が忙しく洗濯は週末にまとめて行う方も多いと思います。
そんな方は、使用後のバスタオルを丸めて置いておくのではなく、
広げてなるべく通気性を良くすることを心がけましょう。
ちょっとした差ですが、丸めて置いておくのと、
広げて置いておくのでは雑菌の増え方が少し違ってくると思います。
また以下のことにも気をつけると、より雑菌の繁殖を防ぐことができ、
臭いの原因を防止することにも繋がるでしょう。
▷一度に大量の洗濯物を回さない
▷お風呂の汚い残り湯を使用しない
▷洗濯物を溜め込んだり放置しない
▷洗濯機を使用していないときは蓋を開ける
臭いの原因となる雑菌は、高温多湿で汚れのある環境を好みますので、
一度にたくさんの洗濯物を詰め込むと、汚れが落ちなかったり、
すすぎきれなかった洗剤が臭いの原因になってしまいます。
また、お風呂の残り湯で洗濯をすることは、経済的にも環境にも優しいですが、
それはあくまでも残り湯がキレイな場合のみです。
汚い残り湯で洗濯をすれば、お湯の中の汚れが洗濯物につき、
結果として臭いの原因となってしまいます。
汚い残り湯を使用する際は、洗いだけにして、
すすぎは水道水を使用するようにしましょう。
洗濯物は洗濯後なるべくすぐに干すようにし、
湿度の高くなりやすい洗濯機は通気性を良くし、
湿度が高くならないように心がけましょう。
お風呂に入ってゆっくり湯船につかることは最高のリラックスタイムですよね!
バスタオルが清潔に保たれていれば、
お風呂上がりに自分の好みの柔軟剤の香りも楽しめますし、
嫌な気持ちになることなく、眠ることができます。
仕事が忙しい毎日だからこそ、普段の何気ない習慣を少し改善して、
快適な日々を送りましょう!
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